結論
「ISMSの運用はできている」と思っていても、実際はできていないことがあります。入退出やキャビネットの施錠、ウイルス対策だけでなく、リスクアセスメントの見直し、従業員教育、内部監査も運用です。ISMSの運用とは、会社が決めた規程を実施することです。
「運用できている」の認識を確認する
「当社はISO27001(ISMS)の運用が出来ているので更新はあまり心配していません」と言う方が、多くいらっしゃいます。
お客様に以下のような問いかけをすると、結果、ISMSの運用が出来ていないことが判明します。
当社:リスクアセスメントの見直しはできているのですね?
お客様:それ何ですか?
当社:従業員教育と内部監査はされていますか?
お客様:たぶん……していません。今年はやろうと思っています。
当社:どのように従業員教育と内部監査をされるのですか?
お客様:……どうしたらいいですか?
当社:お客様が出来ているとおっしゃるISMSの運用は何ですか?
お客様:入退出とキャビネット施錠管理です。
当社:他は何かされていますか?
お客様:ウイルス対策とかはしていますが、他は特に……無いです。何か問題でも?(少々怒り気味)
このような場合、お客様は根本的にISMSの運用をご理解できていません。
運用とは、お客様が規程で定めたものを実施し、記録に残すことです。
