結論
PマークとISMSは、同じセキュリティ関連の認証ですが、目的が違います。ISMSは「企業の情報資産の保護」、Pマークは「人権の保護」が目的です。ISMSの手間とコストは、Pマークの1.2〜1.5倍ほどです。取得後は、ISMSが毎年の維持審査と3年ごとの更新審査、Pマークが2年ごとの更新審査です。
プライバシーマーク(Pマーク)とISO27001(ISMS)では同じセキュリティ関連の認証ですが、そもそもの目的が異なります。
ISMSは社内の情報を資産とみなし、「企業の情報資産の保護」を目的としています。
一方、Pマークは「人権の保護」を目的としている点に大きな違いがあります。
Pマークは単なるセキュリティの規格でなく、本人からの苦情・相談、開示・訂正・削除の求めに対して応じなければなりません。
したがって、ISMSは「自社を守る仕組みづくり」、Pマークは「本人を守る仕組みづくり」と言えるかもしれません。
また、ISMSはPマークに比べ、1.2~1.5倍程の手間とコストがかかると思ってください。
推進体制は、ISMSでは複数人で進めるのが一般的です。Pマークも、内部監査では監査対象の業務を担当していない人が監査する必要があるため、担当者1名だけではなく、役割を分けられる体制が必要です。
取得後も、ISMSは1年毎の維持審査と3年毎の更新審査を受けなければいけません。
※Pマークは2年毎の更新審査のみ
このようなことから、"どちらか"を「取得」できれば良いと思っている企業様は、作業やコストが少ない、Pマークをご選択している傾向が多い状況です。
どちらにしてもお客様の置かれている状況や対外的なメリットを考慮して、冷静に判断されることが必要です。
