結論
Pマークの更新審査では、委託先の監督の未実施がよく指摘されます。例では、前回の審査後にグループウェアを使い始めたのに、委託先として認識しておらず、リスト化・評価・覚書の対応が漏れていました。新しいクラウドサービスを使い始めたら、委託先として扱い、情報の特定やリスク分析もあわせて行う必要があります。
委託先の特定漏れと是正
プライバシーマーク(Pマーク)の更新審査においては、前回と比べ、より詳細な部分まで確認される傾向があり、委託先の監督の未実施はよく指摘となります。
指摘概要
委託先について「委託先リスト」に特定し、「委託先評価シート」で評価し、「個人情報の取扱いに関する覚書」を交わしている。しかしながらグループウェアの委託先について実施していない。規程に則り実施すること。
是正内容
グループウェアに関して以下を実施しました。
・「委託先評価シート」を使用して評価した。
・「個人情報の取扱いに関する覚書」については相手先が個別の契約締結をしていないため締結はできませんでしたが、サービス利用規約の内容が、構築・運用指針の委託先監督に関する要求事項を網羅していることを確認した。(利用規約添付)
・「委託先リスト」に特定した。
当社からのコメント&アドバイス
これは、前回の審査後にグループウェアを使用し始め、委託先として認識していなかったため指摘となった例です。
この場合は、上記指摘の他、グループウェア内の情報について、特定、リスク分析についても実施されていなければ指摘となります。
更新審査においては、前回と比べ、より詳細な部分まで確認される傾向があり委託先の監督の未実施はよく指摘となります。
やはり委託先の監督の実施有無は、全部門で確認しておく必要がありますね。
