結論
「Pマークの運用はできている」と思っていても、更新時に必要な定期作業が抜けていることがあります。入退室やウイルス対策だけでなく、法令一覧表の見直し、委託先の確認、従業員教育、内部監査も運用です。Pマークの運用とは、会社が規程で決めたことを実施し、その記録を残すことです。
運用できていない例
「当社はプライバシーマーク(Pマーク)の運用ができているので、更新はあまり心配していません」と話す方もいます。しかし、Pマーク更新時に必要な定期作業を確認すると、運用できていないことが分かる場合があります。
当社:昨年度の法令一覧表の更新はできていますか?
お客様:それは何ですか?
当社:最近、個人情報の取り扱いを外部へ委託しているケースはありますか?
お客様:委託とは、どのようなことですか?
当社:昨年度の従業員教育と内部監査は実施しましたか?
お客様:たぶん実施していません。今年は行おうと思っています。
当社:どのように従業員教育と内部監査を行いますか?
お客様:どうしたらよいですか?
当社:できているとお考えのPマークの運用は何ですか?
お客様:入退室とキャビネットの施錠管理です。
当社:ほかに実施していることはありますか?
お客様:ウイルス対策はしていますが、ほかには特にありません。
この例では、日常の安全管理だけをPマークの運用と捉え、法令一覧表の見直し、委託先の確認、従業員教育、内部監査といった更新時の定期作業が抜けています。Pマークの運用とは、お客様が規程で定めたものです。規程に沿って実施し、その記録を残す必要があります。
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