結論
教育や内部監査を実施していないときに、実施したことにして記録だけ作るのはやめましょう。更新審査のときに、実施していないことを素直に伝えるのがおすすめです(直近では実施していることが前提です)。記録だけの認証は、かえって信頼を損なうことになりかねません。
教育や内部監査を実施していないお客様で「昨年度の教育受講記録と監査記録を作っておけばいいのですね!」と言う方が、多くいらっしゃいます。
実際は実施していないのに、記録だけ作るということです。
結論から申しますと……それはやめておきましょう。
では、どうするかと言うと、更新審査時に素直に実施していない旨を宣言するのです。(直近では実施していることが前提です)
というのは、最近、いろいろな形で、社内の情報が外部に漏れます。
SNS等で「うちの会社は教育していないのにしている事になっているwww」なんて情報が拡散したら……会社のイメージダウンになりますね。
せっかく取得したISO27001(ISMS)認証が、かえって信頼を損なうことにもなりかねません。
会社のリスクヘッジとして最も注意しなければいけないことです。
※実施していない教育や監査の記録を、実施済みとして作成してはいけません。
過ぎてしまったことは反省するとして、次から実施すればいいのです。 そのように審査員に言えば、審査員としても「では必ず実施してくださいね」としか言わざるを得ません。
でも、勘違いされないでください。
毎回、そのスタンスで良いと言っている訳ではありません。
1回ぐらいは情状酌量の余地があるということです。
特に中小規模の会社様にとって、教育と監査の実施は容易ではないことも承知しています。
理想としては、毎回内容を変えた形が望ましいですが、どうしてもそこまで出来なければ、前回同様の内容でも良いので実施してください。
